2度楽しめる!浅草寺の枝垂れ桜と染井吉野 | 東京都台東区

今回は浅草寺の桜を紹介します。

仲見世通り脇や宝蔵門前、薬師堂周辺他にしだれ桜やソメイヨシノが少し時期をずらして咲いてくれ、桜を長く楽しめます。

また、このシーズンだけ特別公開される伝法院では、樹齢300年以上と言われるしだれ桜を楽しむことができます。

特徴

今回、春の浅草寺の特徴として3つをあげてみました。

  1. 宝蔵門前のしだれ桜
  2. 伝法院のしだれ桜
  3. 桜越しに眺める宝蔵門

宝蔵門前のしだれ桜

浅草寺への入口、雷門から境内へ入って仲見世通りを進むと、正面に見えてくるのが宝蔵門です。

その向かって右側にあるしだれ桜は、ソメイヨシノより先に咲き始めてくれます。

夜間にライトアップされて明るい境内で、五重塔や宝蔵門を背景にした撮影も比較的容易にできるのもとても有り難い存在です。

伝法院のしだれ桜

この時期限定で特別公開される伝法院。その庭に咲くしだれ桜があります。

樹齢300年以上と言われる桜はメディアでも数多く扱われており、池越しに桜と五重の塔、スカイツリーを入れることができる撮影ポイントとしても紹介されています。

ただ、残念なのは通路と重なるため大勢の人が入ってしまうことと、午前中は逆光気味になる点です。このあたりに気をつけて撮影タイミングを決めて頂くと良いでしょう。

桜越しの眺める宝蔵門

しだれ桜に続いて咲きはじめるのが、伝法院の敷地から仲見世通りへせり出すように咲く桜です。

実はこの時期、宝蔵門の中段には桜シーズンを示す看板がかかげられてしまい、残念に感じた方も多いのではないでしょうか。私も宝蔵門の撮影を躊躇ったりすることもありました。

しかし、この仲見世通りから撮影すると丁度看板が隠れてくれるので助かります。

公式サイト

浅草寺の公式サイトはこちらです。

夜間は本堂の扉が閉まるものの、ライトアップされた境内には自由に入ることができます。

アクセス

所在地

〒111-0032 東京都台東区浅草2丁目3-1

公共交通期間

浅草寺へは4つの路線を利用することができます。

  1. 東京メトロ・銀座線
  2. 都営地下鉄・浅草線
  3. 東武鉄道・東武スカイツリーライン(伊勢崎線)
  4. つくばエクスプレス

東京メトロ(銀座線)

渋谷や虎ノ門、銀座等都内中心部を経由して浅草まで乗り入れるのが東京メトロの銀座線。都内各路線からの乗り継ぎで最も利用される路線ではないでしょうか。

3番出口を利用すれば、雷門は目と鼻の先です。

都営地下鉄(浅草線)

都営地下鉄の浅草線も、都内各路線からの乗り継ぎで利用される路線の一つです。

京急線乗り入れにより羽田空港方面からの利用ができ便利になってますね。

A4出口を利用すると、雷門が見える通りに出ます。

東武鉄道(伊勢崎線)

群馬県方面からお越しの場合に利用できるのが東武鉄道の東武スカイツリーラインです。

伊勢崎市(伊勢崎駅)と都内(浅草駅)までを結ぶ路線の終点・浅草駅は隅田川と浅草寺の間にあって、駅からは商店街を経由して徒歩5分程の距離にあります。

つくばエクスプレス

茨城県方面からお越しの場合に利用できるのがつくばエクスプレス

つくば市(つくば駅)から都内(秋葉原駅)までを結ぶ路線で、浅草駅が最寄り駅です。

こちらの浅草駅は他に紹介した3つの路線と違い、浅草寺から隅田川と反対方向に5分程歩きます。

豆知識

浅草寺の始まりは飛鳥時代に遡り、平安時代初期に雷門が創建されたと言われています。
大正時代に起きた関東大震災や、第二次世界大戦時の東京大空襲で多くの建物が焼失しましたが、再建が進み現在のような都内屈指の観光地となっています。

宝蔵門や本堂の屋根に全国で初めてチタン瓦を採用したり、東京タワーやレインボーブリッジも担当した石井幹子さんデザインで常設のライトアップを始めたりと、先進的な取り組みをされているお寺です。

本記事の内容は執筆当時のものであり、その後に変更になっている可能性があります。ご利用の際には、改めてご確認頂くようお願いします。