東急池上線や東京都交通局浅草線の駅にほど近い場所に、日蓮聖人入滅の霊場で日蓮宗の大本山・池上本門寺があるのをご存知でしょうか。今回はこの桜の咲く池上本門寺の特徴や、2つの最寄り駅からの経路の特徴についてご紹介します。
特徴
池上本門寺の特徴を4つあげます。
- 桜のアーケードと五重塔とのコラボが楽しめる
- 展望台からの撮影ができる
- ライブカメラで、桜の開花状況がチェックできる
- 日が傾く頃、多くの烏が飛び交う
桜のアーケードと五重塔とのコラボ
境内には、仁王門から五重塔にかけて、たくさんの桜が植えられおり、初めて訪れたときにはとても感動した記憶が残っています。
五重塔付近は通路脇双方から枝が覆い被さる桜のアーケードができており、その合間から塔が見え隠れします。
東向きで撮影することになるため、ある程度日が昇ってからの撮影が良さそうです。
仁王門から大堂を見て左側には1本の大きく見事な桜があって、夕日を受けた姿がとても綺麗でした。
右上の写真はこの大きな桜の横から東方向の五重塔を撮影したものです。
右に見えるのが仁王門。
展望台からの撮影ができる
五重塔の南方向にある朗子会館には、屋上の更にに展望台が備わっています。丁度境内の高さが会館の屋上の高さと同じで、境内から歩いて渡れるのです。
そして展望台の利用はなんと無料!
但し風の強い日 は開放されていません。ご注意ください。
桜の開花状況をライブカメラでチェック
桜の開花状況は、常設の ライブカメラ で簡単に確認することができるのは大変助かります。
仁王門の2階あたりから境内を映したもので、24時間動作しています。
なお、付近を歩く人の足音や話し声、YouTubeの広告で音がでる場合がありますのでボリュームにはあらかじめご注意ください。
日が傾く頃、沢山の烏が飛び交う
これは好みが分かれるところとは思いますが、夕暮れ時には境内の烏が飛び交います。
展望台から五重塔を撮影していると、もれなく映り込みしますので、動きのある写真がお好みの方は狙ってみても良いのではないでしょうか。
〒146-8576 東京都大田区池上1-1-1
公共交通機関
池上本門寺へは、2つの路線を利用することができます。
- 都営浅草線+バスまたは徒歩(アップダウンのあるコース)
- 東急電鉄+バスまたは徒歩(平坦なコース)
東京都交通局(都営地下鉄)
電車を使ってお寺へアクセスする手段の一つは、都営地下鉄・浅草線を使う方法です。
浅草線の終点で最寄り駅の西馬込駅南口から徒歩でおよそ18分で、池上本門寺の裏手に到着します。
このルートは道路のアップダウンがあるため、少し時間がかかります。
- 五反田駅から、およそ8分(料金:220円):都営地下鉄・浅草線、西馬込駅下車
東急電鉄
東急電鉄・池上線を利用すると、池上本門寺まで平坦な道のりで到着します。
池上線は五反田駅と蒲田駅を結ぶ路線で、JR東日本の山手線駅の一つ五反田駅からホームが繋がっており乗換えも便利。但し、浅草線よりも最寄り駅までの時間が若干かかります。最寄り駅の池上駅からお寺には平坦な道のりでおよそ16分ほど。
平坦なルートと書きましたが、総門くぐると急な階段が待ち構えています。もし体力に自身のない方は、総門を一旦出てすぐ左に曲がり、2つ隣の4階建てビル・朗子会館のエレベータを使うと良いでしょう。屋上がお寺の境内に続いています。
- 五反田駅から、およそ19分(料金:200円):東急電鉄・池上線、池上駅下車
- 蒲田駅から、およそ3分(料金:130円):東急電鉄・池上線、池上駅下車
バス
池上本門寺付近にはいくつかバス停があります。
いずれも8分から13分程度の徒歩圏内にあるので、近隣の駅からバスを利用するのも手段の一つ。
各主要駅からの所要時間の目安は次のとおりです。
- 池上駅前から、およそ1分(220円)
- 西馬込駅から、およそ1分(220円)
- 蒲田駅前から、およそ11分(220円)
- 大森駅前から、およそ12分(220円)
自動車
首都高速目黒線(戸越出口)経由、首都高速羽田線(羽田出口)・国道1号線経由、東名高速(東京IC)・国道1号線経由などのルートがあります
駐車場
- 100台収容の無料駐車場があります。
- 近隣の有料駐車場もいくつかあります。こちらのGoogle Mapを参考にしてください。
本記事の内容は執筆当時のものであり、その後に変更になっている可能性があります。ご利用の際には、改めてご確認頂くようお願いします。